こんにちは。いーかです。
国語って、テストの点だけの話じゃなくて、
勉強全体の入口になってくれることが多いです。
算数の文章題も、理科の説明も、社会の話も、
ぜんぶ「言葉」でできています。
だから小1の国語は、難しいことを増やすよりも、まずはこの3つをゆっくり整えるだけで、助けになることが多いです。
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文を最後まで読む
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「だれが」「どうした」を、なんとなくつかむ
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わからない言葉を、少しずつ減らす
今日はこの中でも、いちばん“おうちでやりやすい”方法をひとつだけ紹介します。
おうちでできる、やさしい声かけ(1回だけでOK)
子どもが話したときに、1回だけで大丈夫です。
親:「だれが?」
親:「どうした?」
これだけで、言葉の骨組みがちょっとずつ育っていきます。
たとえば、こんな感じ
子「きょう学校でね、先生がね……」
親「だれが?」
子「先生が」
親「どうした?」
子「プリントくれた」
もし、子どもが黙っちゃってもOKです。
そのときは親が、やさしくまとめて終わりで十分です。
親「そっか。先生がプリントをくれたんだね」
✅ポイント:会話が正解する必要はありません。
“言葉の形”に触れる回数が増えるだけで、じわじわ効いてきます。
どうしてこれが国語に効くの?
国語で大事なのは、まず「文の中心」をつかむことです。
小1のうちは、それをむずかしく考えなくて大丈夫で、
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だれが(主人公・登場人物)
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どうした(起きたこと)
この2つがわかるだけで、文章が急に見やすくなることがあります。
文章題にも、やさしく効きます(算数のつまずき対策)
算数の文章題って、計算が苦手というより、
**「文が頭に入ってこない」**で止まることも多いです。
そんなときも同じです。
文章題をいきなり解こうとせず、まずこれだけ。
例:文章題の入口を作る
「太郎くんが、りんごを3こもらいました」
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だれが? → 太郎くん
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どうした? → もらいました
ここまでできたら、もう半分進んでます。
あとは「3こ」が何の数かを見ればOK。
✅ポイント:まずは“文の骨組み”から。
計算は、そのあとで大丈夫です。
うまくいかない日のための“逃げ道”
毎日きっちりやろうとすると、続きにくいです。
なので、こんな日があってもOKにしておくのがおすすめです。
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子どもが話したくない → 聞かない日があってOK
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親が疲れてる → 「うんうん」だけの日もOK
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ぐちゃぐちゃな話 → 親が1行にまとめてOK
続けるコツは、軽さです。
✅この記事のまとめ(30秒)
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✅ 国語は“理解の入口”になりやすい
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✅ 小1は難しいことより、言葉の骨組みを育てるだけで助けになる
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✅ 「だれが/どうした」を1回だけ聞くだけでも十分
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✅ 文章題も、まず骨組みをつかむとラクになることがある
👉今日の1アクション(1分)
子どもの話に1回だけ:「だれが?」「どうした?」を添える
(答えられなくても、親が1行にまとめて終わりでOK)
シリーズ目次はこちら → 【シリーズ目次(まとめ記事)】忙しい親のための、小1の土台づくり(全5回) - program_growth_labの日記