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第2回:【小学1年生】国語がちょっと楽になるコツ:文章題にもやさしく効く

こんにちは。いーかです。

国語って、テストの点だけの話じゃなくて、
勉強全体の入口になってくれることが多いです。

算数の文章題も、理科の説明も、社会の話も、
ぜんぶ「言葉」でできています。

だから小1の国語は、難しいことを増やすよりも、まずはこの3つをゆっくり整えるだけで、助けになることが多いです。

  • 文を最後まで読む

  • 「だれが」「どうした」を、なんとなくつかむ

  • わからない言葉を、少しずつ減らす

今日はこの中でも、いちばん“おうちでやりやすい”方法をひとつだけ紹介します。


おうちでできる、やさしい声かけ(1回だけでOK)

子どもが話したときに、1回だけで大丈夫です。

親:「だれが?
親:「どうした?

これだけで、言葉の骨組みがちょっとずつ育っていきます。

たとえば、こんな感じ

子「きょう学校でね、先生がね……」
親「だれが?
子「先生が」
親「どうした?
子「プリントくれた」

もし、子どもが黙っちゃってもOKです。
そのときは親が、やさしくまとめて終わりで十分です。

親「そっか。先生がプリントをくれたんだね

✅ポイント:会話が正解する必要はありません。
“言葉の形”に触れる回数が増えるだけで、じわじわ効いてきます。


どうしてこれが国語に効くの?

国語で大事なのは、まず「文の中心」をつかむことです。
小1のうちは、それをむずかしく考えなくて大丈夫で、

  • だれが(主人公・登場人物)

  • どうした(起きたこと)

この2つがわかるだけで、文章が急に見やすくなることがあります。


文章題にも、やさしく効きます(算数のつまずき対策)

算数の文章題って、計算が苦手というより、
**「文が頭に入ってこない」**で止まることも多いです。

そんなときも同じです。
文章題をいきなり解こうとせず、まずこれだけ。

例:文章題の入口を作る

「太郎くんが、りんごを3こもらいました」

  • だれが? → 太郎くん

  • どうした? → もらいました

ここまでできたら、もう半分進んでます。
あとは「3こ」が何の数かを見ればOK。

✅ポイント:まずは“文の骨組み”から。
計算は、そのあとで大丈夫です。


うまくいかない日のための“逃げ道”

毎日きっちりやろうとすると、続きにくいです。

なので、こんな日があってもOKにしておくのがおすすめです。

  • 子どもが話したくない → 聞かない日があってOK

  • 親が疲れてる → 「うんうん」だけの日もOK

  • ぐちゃぐちゃな話 → 親が1行にまとめてOK

続けるコツは、軽さです。


✅この記事のまとめ(30秒)

  • ✅ 国語は“理解の入口”になりやすい

  • ✅ 小1は難しいことより、言葉の骨組みを育てるだけで助けになる

  • ✅ 「だれが/どうした」を1回だけ聞くだけでも十分

  • ✅ 文章題も、まず骨組みをつかむとラクになることがある

👉今日の1アクション(1分)
子どもの話に1回だけ:「だれが?」「どうした?」を添える
(答えられなくても、親が1行にまとめて終わりでOK)

シリーズ目次はこちら → 【シリーズ目次(まとめ記事)】忙しい親のための、小1の土台づくり(全5回) - program_growth_labの日記